気持ちよかった

本当はとあるオタクの風俗日記ってタイトルにしようと思ったんですけどまったく同じタイトルのレポートあってやめました。風俗レポです

 

店選びとか正直良くわからなかったので2万円弱のお店を選んだ。軽く調べた感じ相場はこんなもんだし、まあぼったくられても2万円で勉強になるならと折り合いをつけられる金額。

指名は更にお金が掛かってしまうのでやめた。

嬢には顔にモザイクが掛かっていたが、見た感じみんなかわいかった(もちろん表向きに見せているから当たり前だけど)

ちなみに俺が行ったのはシンプルな風俗ってやつ?

ソープとかデリヘルとかその辺あんまわからん。

 

 

 

 

 

風俗当日。

俺は自分の顔のことを下の下界隈の真ん中あたりだと自負しており、お世辞にもイケメンだとは言えない(言われたことない)のでせめて清潔感だけは出そうと努力した。

諸々準備してお店に到着。

緊張と興奮がないまぜになった複雑な感情の中、お店に入った。店内のことについて正直あんま覚えてないが、結構綺麗だった思う。

待っている間は興奮が強かった。

発展途上国が風俗の営業を制限するのにも頷ける。

娯楽が少ない中でこんな体験をしてしまうと国の治安が維持できないことは想像が容易である。

それほどまでに男の性欲は強く、そしてそれが生み出す経済的利益は計りかねる。

 

 

そうこうしていると名前を呼ばれ(ここら辺あんま覚えてなくてもしかしたらもっと違ったかも)少し長い廊下を歩いて部屋に入った。

 

 

部屋の中は薄暗かった。イメージはカラオケより少し明るいくらい。

緊張しすぎて部屋のレイアウト忘れた。ごめん。

そこには一人の女の子がいた。

身長は150〜5cmくらいの小柄な子で、地雷系とまではいかないがそれに似た雰囲気を持っている。

胸も小さくて多分Bくらい。

顔はインフルエンサーのかとゆりさんを水で薄めたみたいな感じだった。

初風俗で比較することができないことを加味しても、めちゃくちゃかわいいと思う。

人の顔面をとやかく言える顔ではないが、まあ褒めているので許してほしい。

 

部屋に入ってどうすればいいかあたふたする俺を見ると「今日はありがとうございます……!」

って感じで上目遣いで感謝された。やばい。本当にやばい。

VTuberとかアイドルにガチ恋をする人の気持ちがまったく分からなかったが、これで少しは理解できた気がする。

ソファーみたいなのに腰掛けて、その女の子と少しお話をした。

普段何してるのとか、こういうのに来るの何回目なのとか。

自分ポケモン好きなんですよね〜みたいな話をしたら「私もゲンガー好きです!」って帰ってきた。

やっぱりゲンガー好きはメンヘラ。例外はない。

15分くらい経ったころ「じゃあそろそろ……」的な言葉と共に体をこちらに向け俺の目をじっと見つめてきた。

目には光がなかった。どこか虚ろ気を感じさせ、そして濁っている。

「私は……その…………自分の体に自身がなくて。なのでお客さんを満足させられるか不安なんですけど、精一杯頑張ります……!!」みたいな宣言をされた。

かわいすぎて普通に射精した。嘘。

ガチで俺の性癖にドストライクで驚いた。

この発言が彼女の本心から出た言葉なのか、それともすべて計算され尽くされた言葉なのか分からないが(多分後者)俺には刺さった。

『あ、いや……あ……その……俺は小さい方が好きだし……』

なんでここで吶るの俺。文頭はあ、だし一人称俺だし。

「ふふ、嘘でもそう言ってくれると嬉しいです♡」

『オッ』

みたいな声でた。きもい。多分聞かれてたと思う。顔が引き攣ってたかどうかはわからない。暗くて良かった。

するといつのまにか、軽いリップ音とともに俺は唇を奪われていた。

チュー。キス。接吻。

驚きすぎてIQ2だったと思う。

「んふふ、かわいいですね♡」

「じゃあ……脱がしてください……♡」

またしても上目遣い。ずるい。ずるいよ。そんな顔で言われたら理性なんて吹き飛んでしまう。

心臓がうるさい。女の子に聞こえるんじゃないかってくらい。

女の子に聞こえないように小さく深呼吸をし、俺は意を決してその子の上着に手を伸ばした。

いくらお金を払っているからといって相手は人間。そして歳は俺と同じか少し下くらい。

とにかく優しく、丁寧に脱がせることを意識してた。←キモい

ブラを取ると、そこには綺麗なおっぱいがあった。

大きすぎず小さすぎないそれは、やはりBくらいで非常に俺好みであった。

「触ってほしいです……」

はい。もちろんです。

手を胸に伸ばすと、柔らかい乳房が感じられた。

沈み込むように俺の手を受け止める。

しかしここで事件発生。

「あっ……///」みたいな声が聞こえてきた。

俺はまだその先の蕾を触っていない。感じるには早すぎる。そこで俺は今までのそれがすべて演技なのだと、そしてこれからも演技が続くのだと知ることになる。

 

そこで一気に萎えてしまった───とはいかず普通に興奮してた。

それに気づいた時は、なんというか夢に近い感覚だった。

ふわふわした気持ちに包まれて、ゆったりと時間が進んでいくような。

夢の中での矛盾が気にならないように、俺にしてみれば演技かどうかなんて関係なかった。

しかし、夢と明確に違うのは"その先"があること。

腕が少し疲れたなーって思って腕を引っ込めたらいつのまにか俺のズボンが脱がされていた。

「おっきい……//」

本当にこんなこと言っていたと思う。女の子って大きい方がいいんですかね。そこら辺も知りません。

そして俺は大きくはないと思う。多分というか絶対お世辞。

すると、女の子の真っ白な5本の指が俺の俺に絡まった。

「もうこんなに硬いんですね……♡」

っていいながらしごいてきた。

振り返ってみて気づいたが、この女の子は敬語と常体の使い分けがうまい。

メスガキと妹キャラの良い所だけを厳選したようである。言わば性癖のオールスター。

時間が経つにつれ、俺の我慢汁が伸びて綺麗な指を汚していく。

5分くらい経過した。早漏俺。もう出そうだった。

もう5年も女肌には触れてなく、社会人になって時間がない中で自慰7を続けていたからだろうか。

『スミマセン、モウデマス……』

俺史上1番情けない声だったと思う。

「え〜本当ですかぁ?」

みたいな意地悪な言葉とともに両手で竿を握ってきた。

両手が少しやり辛そうだったので、俺は仁王立ちのまま少し膝を曲げた。

この膝の角度はまさしくボールを待つバッターであった。

高校の先生が「野球は膝で打て!」と言っていたことに今更納得した。

その先生教え子に手出して消えたけど。

女の子は時折「早すぎますよぉ……♡」

みたいな発言とともに俺の劣情を煽ってくる。

ちんちんがイライラするってこういうことなんだなって、俺はチン肌をもって実感した。

そして俺の性癖に刺さり過ぎている。たしかにアンケートみたいな質問には答えたけどさ。

 

腰の奥から這い上がってきた欲望が、柔らかく包み込む女の子の手の中で吐き出された。

『アァ…』

ちいかわみたいな声とともにフィニッシュした。

まるで雪のように宙を舞っていたと思う。

美琴はコインを宙(そら)に舞わせていたが、俺は白濁液で放物線を描いていた。素晴らしい対比。

真っ白ですらっとした綺麗な指を、白い欲望で穢してしまった罪悪感と、それに相反する背徳感で俺の心は満たされてしまった。

時間はあと20分ほど。

2発目は体力的に厳しい。

高校生の頃ならいけたかもしれないけど。

 

残りの時間は後処理とお話をしていた。

俺は深堀りするような話がないので(陰キャ)女の子のことについて聞いていた。

大抵の質問は濁されたが、この仕事にやりがいを持っているって聞けたのはよかった。

あとここ最近風俗を始めたってのも聞けた。

やっぱり。初々しさがかわいかった。

女の子は泣いてる顔と恥じらう姿が1番かわいいって死ぬまで言い続ける。

自然な会話の流れで

「お客さんすっごいイケメンだからきっと素敵な彼女さんできますよ!」

って言われたときは勘違いしかけた。じゃあなんでそんなイケメンを君は見逃すの。

そうこうしていると時間がきた。

感謝と応援の意味を込めて『ありがとうございました』と頭を下げて、店をあとにした。

 

俺の人生初風俗、おわり